。回のオンライン滑舌改善レッスンの生徒さんは、岡山県在住の78歳のシニア男性の方です。
地域の町会長さんをされることになって、多くの方の前で話すことになってレッスンを始めることを決意したという事でした。
年齢とともに、声が出なくなってきててこのままではマズいと町会長になる前に思われたという事です。
今回は、従来の滑舌改善レッスンというよりも声が通らないから聞き返されないようになりたい悩みに応えます。
スマートホンは使えるという事でオンラインレッスンを申し込んでいただきました。
もう年だから声が出ない…は本当か?
78歳で、「もう年だから声が出ない」としきりに言われていたんです。
しかし、町会長をするのに声が聞き取りにくいのは困るとご自身の経験上強く思われていたんだそうです。
というのも、以前の町会長さんが声が通らなくって何を言っているか分からないのがとても困っていたそうなんです。
町会の会議もなかなかうまく議題が進まなくて困っていたそうなんです…
そして、今回自分の順番で町会長をすることになってオンラインのボイトレをしたいという事でした。
実際に、話をお伺いすると声が細く、軽い声で弱弱しい声でした。
声を聴いてすぐに理解できたのは、体を使って声が出ていないなと思いました。
普段から体を使っていないから、声の出が悪くなるんですね。
老化で声が出ないとは言えない記事です。ぜひ参照してください。
腹式呼吸をしっかり再構築します
「もう年だから声が出ない・年齢とともに声が出なくなる」はよく言われています。
しかし、私の経験では95歳の生徒さんでも声の出がどんどん良くなっていくレッスンをしたことが有ります。
80代でも70代でも順序正しく、トレーニングをして行くと声はしっかり出るようになっていきます。
年齢とともに、体を動かすことが少なくなって腹式呼吸がしっかり使えていないことが多いんです。
子供のときは、走りながら大声で笑ったり叫んだりしていましたもんね!
関連の記事書いていました。参考にしてください。
まず、腹式呼吸を丁寧に確実に指導していきました。
お腹を膨らませて、多くの息を吸い込む
横隔膜は分厚い膜なので、深く息を吸う事を多くすることでどんどん伸びていきます。
多く息を吸う事で、肺や横隔膜のストレッチをすることから始めます。
深く息を吸って、動作を止めた時点から拳を3つ分更に息を飲み込む練習をします。
一気に練習をするのではなく、ゆっくり回数は多くなく何日かに分けてトレーニングします。
1日何時間もするわけでは無く、1日2.3回を何日もかけて深く吸う練習をします。
横隔膜のストレッチについての記事です。
息を押し出して吐く練習
腹式呼吸の醍醐味は、息を吐くときに圧力をかける事なんです。
「スーーーーーーーーーーー」と音を立てながら息を吐くことで圧力をかけながら押し出す練習になります。
弱い音から強い音にして、圧力をかけて息を押し出すトレーニングです。
これ以外にも、多くのトレーニング方法があるんですが生徒さんや原因によって腹式呼吸の練習の種類を選んでします。
年齢の事もあるので、体が疲れてしまわない程度を考えながらのレッスンです。
実は、年齢によってトレーニング量を変更するというよりは男性や女性や個人の体力に合わせて適切な量を見極めています。
お腹で息を押し出す筋力を付けていくことが、声がしっかりなる練習になります。
腹式呼吸が安定すれば、声も安定する記事です。
声が、か細い 問題を解消したい
高齢の方に多いのが声が 弱弱しく か細くなることが有ります。
体が上手く使えていないから、声が弱くなるんですね。
腹式呼吸を利用しつつも、低くて太い声を多く出すようにします。
もちろん高い声も必要になってくるんですが、低い声の要素は通る声になっていくので必要なんです。
通る声を出すように練習していきます。
通る声の詳しい記事書いています。
喉を開く練習をする
通る声を作るのに、喉を開くことは必須なんです。
特にオンラインレッスンでは、口の中が暗くて見えないことが有ります。
事前に、ライトを用意していただいて画面で自分の口の中を明るく照らしながらチェックします。
喉を開くイメージを、ホワイトボードにイラストを私が描きながらトレーニングします。
この部分は直ぐにできる訳では無く、数日間かけて練習していきます。
私がよく伝えているのが、お手洗いに行くたびに喉を開こうとして練習することです。
1日何回かは練習できるくらいの練習量で良いんです。
逆に何時間も練習してしまうと、喉が痛くなることが有るので注意です。
通らない声についての記事です。
低い声と通る声の発声練習
オンラインでは、大きな声を出すことはありません。
しかし、通る声質で発声練習や繰り返し同じ音程の1つの音を言う練習はします。
隣近所や家族の目もあることが有るので、大きい声では無いですが発声練習はします。
生徒さんにとって低い声と太い声質を私のお手本の声で理解していただきます。
その後、ピアノを私が鳴らした音程を何度も言ってもらう感じのトレーニングです。
声を太くするコツをつかんでいくと、通る声の感覚が見えてくるんです。
ここまでくると、声が整ってきます。
実戦練習
レッスンを始められたのが、町会長になる前の時期だったんです。
会議で、町会長として自己紹介をする練習をしました。
簡単な文章を作っていただいて、繰り返し練習です。
ゆっくり言わなければならないところをチェックしたり、棒読みにならないように練習です。
高い声や低い声を使って抑揚をつけていくのですが、先にやった発声練習でできるようになっています。
繰り返し練習して、自信がついていくんです。
若々しい声だと褒められた
意外なことが有りました。
生徒さんが、同級生のお友達と数年ぶりにお話をされたそうです。
容姿は、長年会っていないからお互い分からないそうなんですが、お友達から言われたセリフは
「お前は、声が若々しいなぁ~」と言われたそうです。
電話で話していると、見た目は相手に伝わらないんですが声がしっかり出ていて若く聞こえると褒められたそうです。
生徒さんは、とても喜んでおられました。
誰よりも声が通っていて分かりやすいと褒められた
町会では、書記の方や副会長やその他役員の方が自己紹介されたそうです。
78歳の私の生徒さんよりも、若い方もおられる中みんなから声が通ってて分かりやすかったと褒められたそうです。
以前の町会長が、声が小さくわかりにくかったのもあるかもしれませんね。
自己紹介の後の、会議の議題も問題なく進められたという事でした。
オンライン滑舌レッスンでもできる事
声に自信が無くって、声が小さいとか声が通らないとかの悩みはオンラインレッスンでも解決できます。
今回のように、本当の滑舌ではなくて聞き返されないようにする話し方や大人数の前で話さなければならないことに対応できます。
大きい声の練習では無く、声質や発音の練習と抑揚をつける表現の練習がでます。
ライトを使って喉を自分でチェックして開く練習をしたり。
場合によっては、時計の秒針を使って1秒間に1回声を出して30秒=30回発声練習したりします。
対面でトレーニングすることを工夫しながらオンラインでレッスンしています。
全国の方が対象のオンラインレッスンについて詳しく書いています。
こんな人にオンライン滑舌レッスンはお勧めです
滑舌が悪い方はもちろん、声が小さいとか声が通らないなどの声の悩みに対応してきています。
また、多くの人の前で話すプレゼンや面接の練習にも対応できます。
年齢を重ねると声が出にくくなることはあります。
しかし、正しいトレーニングを続けることで通る声は十分に取り戻せます。
今回の生徒さんも、腹式呼吸や発声練習を積み重ねた結果、町会長として自信を持って人前で話せるようになりました。
声が小さい、聞き返される、人前で話すのが不安という方は、オンラインレッスンでも改善を目指すことができます。
さて、大阪近郊なら体験ができます。初めての方の不安を取り除くため体験レッスン当日の流れを書いています。
また、シニアの方でも歌を楽しむ権利はあります!
そして、大阪梅田近くなら、ボイトレベースの話し方レッスンで声が若々しくなって欲しいです。

