声の出し方が解らないとか、声が通らないと言う悩みからボイストレーニング乗岡教室を訪れてくれる人は多くいます。
そのほとんどの人が、声質がとても優しい声質と言う共通点があります。
心が優しいから、声も優しいのか・・声が優しいから心が優しいように見えるのか解りませんが
優しい声質の人(ふわぁ~とした声質)の人ほど声は通らないし、喉がガラガラすると言うパターンが多いんです。
昔、副鼻腔炎で悩む生徒さんがいた時に耳鼻咽喉科の先生に
「どうして副鼻腔なんて空間が存在するのか?」と言う質問をしたことが有るんです。
先生の答えは2つでした。
1つは軽量化のため。骨に空間が無くてつまっていたら重くて仕方が無いから。
2つ目は、音響の為と言う事でした。
進化する中で、声を良い感じで響かせるための空間が有ると言う事でした。
確かに、いろんな楽器を演奏しますが空間をうまく利用してキレイな響きを得るものがほとんどです。
ボイストレーニングのレッスンで、声が優しい声質の生徒さんで声の打が悪い人は優先的に
鼻の響きを使う声、鼻声の練習をすると一気に声の通りが良くなってきます。
上手く鼻に声を響かせることが出来れば飛躍的に声の大きさが変わってきます。
しかしここで難しいのが、鼻声の練習は喉が痛くなりがちです・・
喉を開く練習が上手くいきだした頃に、鼻声の練習をするととても効果的です。
鼻声って、嫌がられるものかもしれませんが
正しく練習できれば、ボイストレーニングにはとても良い練習になるんです。