コロナ禍の影響もあるんですが最近、滑舌のオンラインレッスンを始めているんです。
もちろん滑舌良く歌を歌う時も同じなんですが、滑舌を正しく発音する時に
舌のポジションと舌先の力の抜けたフワっとした状態が必要だなと強く感じます。
フワっとした、柔らかい舌先が上アゴに付いて発音する時に
固い舌先だと、上手く上アゴ、特に上の歯茎に上手くフィットしないんです。
上アゴや上の歯茎は人によって形状が違うと思うんです。
少しの差かもしれませんが、口の中では大きな差になるかと思います。
しかし、どんな形であれ正しい滑舌の為の口の中の形状を作るには
フワっとした舌先でなければ作れません。
固いとフィットしていないので、無駄なスキマが出来て空気の漏れの
原因になったりします。
どんなスポーツでもそうなんですが、体に力が入ってしまうと
上手くいかない事の方が多いんです。
滑舌は、ものすごいスピードの中で動かして発音の為の正しい形を作るんです。
この中で、自ら全ての舌の形を形成するのではなく舌先の力を抜いて
フワっとした舌先が、勝手に無駄なスキマを無くしてフィットしている
状態を作りたいんです。
フニャっとピタッと。
こんな感じでイメージとります。
このために、ありとあらゆる下の体操をしたりします。
ほとんどの人が勝手に、自然にしている滑舌って
研究すればするほど
奥が深いとつくづく考えさせられます。