音痴改善のレッスンで、よく生徒さんが口にする言葉「難しいです。」をよく聞きます。
しかし、時間が経つにつれ私の言う事の理解が深まり普通に歌えるようになって
歌を一人でも楽しめれる様になる経験が私には山ほどあるんです。
簡単だと言う意味では無くって難しいと思い込んで何も出来ないとなってしまうのが恐いんです。
「そりゃ先生は出来る人だから難しいなんて思わないんですよ!」とよく言われるんですが
私も多くの苦労が有ってここまで来ているんですからね・・
最終的に出来るようになると言う確信からレッスンが進んでいくんですが
難しいと思い込む事で、脳が固まり、体が硬くなってくるんです。
声と言うのは体が硬くなってくると途端に喉が固くなってくるんです。
喉が固くなると、声のコントロールが一気にやり難くなります。
そうすると自分で上達を妨げていることになるんですよね。
私は、打楽器を19年も習っているんですが習う側の気持ちも充分に理解し研究しています。
繰り返し練習していれば必ず出来るようになると言う気持ちでレッスンに取り組んでいます。
時間をかければできなかったことが無いんで!
その代わり、しつこい精神で出来ない事は教えてくれている先生が飽きてこないかと
心配してくれるくらい繰り返し練習します!!
時間をある程度かければ出来るようになると言う経験がそうさせるんだと思います。
決して天才なんかでは無いんです。
ただただ、しつこい性格で諦めない精神力を持っているだけです。
とは言うものの、戸惑う気持ちも分かります。
しかし、そんなこと言ってたら何も出来ないと思うんです。
音痴改善は、赤ん坊が歩き出すのに立ち上がって右足左足を一歩一歩前に出すだけの行為と似ています。
赤ん坊にとっては難しいでも時間が経てば簡単にほとんどの人がなります。
集中はするけど、余計な事は考えずに繰り返し練習で来た人が
喜びや楽しみに達するんだと思います