今日ラジオを聴いているとsumikaと秦基博さんのコラボレーションした曲

「ハローサーリアル」と言う曲が流れてきました。

どちらも素晴らしいアーティストでレッスンでもよく練習曲として採用されます。

しかし、聞いていると声質の差が大きくてとても興味深い歌声だなと思いました。

今回は、声質と顔の形について考察していきます。

先ず丸顔の秦基博さんは、パンと明るい声で高い声が持ち味です。

そして面長なスミカのボーカル片岡健太さんは、深く太くて暗いけど通る声で力強さが特徴です。

2人とも努力と工夫で広い音域で表現力も豊で素晴らしいボーカルです。

それぞれの持ち味を活かして、活躍されているんです。

しかし、顔や頭の形で声質の特徴が違うものなんです。

楽器と比較しても、例えばソプラノリコーダーとアルトリコーダーは音質が違います。

どちらが良い音とかではなく、どちらも工夫すれば高い音低い音がちゃんと出ますが

特徴がそれぞれ違いますよね。

顔・頭の形から首の太さや声帯の大きさなどで声は変わってくるんですが

それを、最大限活かしてボーカリストとして活躍されているんですね。

 

そして、その特徴から得意、不得意が有ってそれに伴って練習すると効率的ですね!

そして顔や頭の形は変えることが出来なくとも

喉の形を意識する事で歌の声質が曲の雰囲気に合わせる事も出来るようになってくるんです。

 

丸顔の可愛く元気な声質が特徴的で持ち味でもある生徒さんが

喉の開きを縦に意識したら一気に大人っぽい声にできたします。

面長の大人っぽい声質が特徴的で持ち味の生徒さんに

口の開きを横にする事で明るい元気な歌が歌えたりします。

顔・頭の形で響きが違うんですが、プラス喉の開き方で

工夫ができるんですよね。

今回のこの曲の唄声でとても色々と考えさせられる

経験をしました。