ボイストレーニング乗岡教室は大阪梅田近くの中崎町で話し方教室もしています。

出しやすい声とその場その場に応じて出すべき適切な声とは違うと思うんです。

人と話す時には、聞き取りやすい声を使って話すべきで独り言を言う時は

誰に聞こえなくても良いんですが出しやすい声で好きに出せば良いんです。

 

ここで言う出しやすい声とは、低く小さい声で覇気が無く飾りっ気の無い

自分にしか聞こえない独り言のような声の事を指しています。

これを人に使うと言うのは自分勝手で、社会で暮らしていく時にとても困ります。

聞こえないから・・

 

服装に例えてしまうと、過ごしやすい服装・・つまりパジャマやスエット上下で電車に乗り

街中を歩いて会社に行くのはちょっと困ります・・何で困るかはもう人に任せるとして(笑)

自分の部屋で独りで仕事しているなら良いかもしれませんが。

 

やはり、会社ならば来客が有ったり上司や社長に有ったりするので失礼が無いように

ネクタイをしているんです。

冠婚葬祭には礼服ききちっとした服装であるように声もその場その場で適切な出すのにふさわしい声

と言うのを使い分けれないといけないんです。

それが生きていくには普通の事なんだと思います。

独り言な低くて小さくて構わないですし

母親と話すなら、そんなにテンション高くなくてリラックスした声で良い

会社の上司と話すなら、少し高い目ハキハキとした声が良いし

耳の遠いおじいちゃんと話す時は大きめで高い声でしっかり話してみたり

小さい子供と話すときはゆっくり1つ1つ解りやすく声を使って話して

好きな人の前ではテンション高くうれしそうな声は話せばいい。

 

その場その場において声を適切に変化させてみんな生きていると思います。

 

しかし、極端に急な変化は嫌われます。

いつも人の悪口をどすの効いた声で言っている女性が急にかっこいい男の前で

可愛い声に変化するとか・・

私の母親は普段話している声より1オクターブは上のウラ声で電話に出ます(笑)

 

まぁ~・・それでも対応できているのなら、良しとしましょう。

 

低い小さい声のまま、いつどんな時だってずっと同じトーンで話すのは無しです。

きっと上手く聞こえないからです。