ボイストレーニング乗岡教室には音痴だから歌えるようになりたいと言う人が多く来ます。
どうして歌えなくなってしまっているのかの原因について、私は生徒さんから調査しています。
明確な答えは出ないんですが、子供の時からのほんのちょっとした違いから音痴になって行くのではないのでしょうか?
子供のころは誰しも歌が上手と言う訳ではなりません。
文字がいきなり上手に書けないように、歌も初めからものすごく上ではないはずなんです。
少し違うくらいで、母親から「あんたは音痴だ」と言われたとしたらもう「自分は音痴だ」と
なってしまって歌うのもそんなに楽しくなくなってきます。
恥ずかしいとさえ多く思うようになり、歌う体と思った時にはほかの子よりも
出遅れた感から、おり戻すために独自の歌い方を開発していくのではないかと思います。
子供の時から、うたの真似をする事が出来ていないので体にしみこんでいない状態から
声だけでコントロールして「歌うのよく解らない」となる・・
そんなパターンも有ると思います。
生徒さんに、どうして音痴になったのかを聞き出そうとするときに
「子供の時から親や兄弟に音痴だと言われた。」と言うセリフをよく耳にします。
そこから独自の進化?をして大人になって歌ってみると全然できていない・・
私が、基礎からノウハウを教えていくといとも簡単に歌えるようになる場合があります。
私がスゴイのではなく、知識が身についてなかっただけと言う事がほとんどだと思います。
ペン習字に似ています。
ちゃんと習えば、だいたいの人がなんとなくは上手くなる事が想像できるでしょう?
私にとっては、そんな感じです。