ボイストレーニング乗岡教室では面接の練習やプレゼン、スピーチや朗読など話す事の練習もしているんです。

人が話を聞くとき、声の不自然さは本能的に頭のどこかで「嘘を言っているのではないか?」と捉えられるものだと思うんです。

これは話す本人が嘘をついてやろうと思っていなくっても、声の不自然さ=真実を語っていないと捉えられがちだと言う事です。

カワイ子ぶっている、ものすごいアニメ声の女子や・・

やたらと男らしさを無理に出そうとして声が低く太くしようとする男性も「真実をかたっているのか?」と疑われても

仕方がない部分が有ります。

 

自分を素直に理解して欲しいと思った時には、自分らしい声で勝負するしか方法がないんです。

その人が持つ、喉の大きさ体の大きさ呼吸の強さで自然な声は決まってきます。

それを見越して、人は本能的に判断しているのではないかと思うんです。

 

しかし、ワザとでは無く勝手に不自然な声(アニメ声や男らしすぎる声)になってしまうと言う人も

居てるんです・・これはボイストレーニングで正していく事になるんですが、どうしてそうなるんだろうと

疑問が湧いてくるんです。。

自分を良いように見せかけようとする気持ちの1部が「自分の声を良く聞こえさせよう」と

して自然発生的に生まれてその方法をミスったまま生きてきてしまった・・

そんな感じではないでしょうか?

声って目に見えないものなので、どれが正解かなかなかわかりにくいものだと思います。

何も考えないで出す声が自然な声として正解だったりするんですが

何も考えないで出す声が解らないとなってしまうものだと思います。

 

自分の出す声を考えすぎてこじらせてしまった、とか勘違いしてしまったとかが原因で

不自然な声が生まれるとしたら、本来人に見せようとするエンタテインメント性が強い人が

不自然な声を使う様になって、それを間違えたまま成長していく。

こんな感じでは無いでしょうか?

なので不自然な声の人が真実を語っていないとか、嘘をついている人だと言う特別変な人と言う訳では無く

目に見えない声の部分を、ちょっと失敗して育ってきてしまっている・・そんな感じです。

ちょっとだけ残念なだけです。

これはボイストレーニングで正せるので問題ないんですが

独りで悩んでいる人も多いと言うのが事実なんです。