話し方のレッスンを希望される方で声が上手く出ないと言う悩みを多く聞きます。

特に男性の方に多いんですが、職業を聞くとコンピューター関係でSEの人とか研究職とか

開発の仕事とかの方が多いんです・・

なぜなら、あんまり話す機会が無いからなんです。

 

仕事に没頭して、人と話す機会がほとんど無いと言うんです。

下手をすれば、1日中声を出すことすらないと言うんです。

こうなると人の声は、全く使われないので退化していきます。

 

きっと宇宙船に乗った宇宙飛行士が地球に降りてきて歩けなくなる感じです(笑)

(現代は宇宙船の中で筋トレしてるんですよね?)

声は使わないと、筋肉と同じで使い物にならなくなるんですよね・・

元来人間は、体をたくさん使う事の方が普通だし声を大きくさしたりする事も有る事の方が

普通の事なんだと思うんです。

狩りに行くような原始人の時代から比較して考えると、体も声も使わな過ぎなのではないでしょうか?

原始人と比べられても困るかもしれませんが、しゃべらなさ過ぎで声が出てなくて困ると言う人が

多くいるのは確かです。

 

解決策としてボイストレーニングも、もちろん良いんですが一人カラオケとかも最近では

多くの人が利用していると聞きます。

それ以上に、話す機会をワザと多く持つようにして欲しいなと思います。

そしてその中で、声質や話し声の大きさやハキハキした話し方とか

人に対する気持ちの伝え方などを話す事、人が話していることを聞く事で学んでいくものなんです。

 

声の進化とは大げさな言い方ですが、声が発達するのに一番の練習は自ら話す事なんです。