ボイストレーニング乗岡教室は大阪梅田近くの中崎町でカラオケ教室もしています。

 

カラオケが上手くなりたいと言う事で、最近レッスンに通い始めた生徒さんから

質問を受けました。。。

その生徒さんは、子供の時から歌う事が苦手で大人になってもずっとカラオケの

場が有れば、避けてきたんだそうです・・

 

先生質問が有るんですけど良いですか??と言って真剣に聞いてくれました。

 

質問:「小学校の時に音楽の先生が合唱の授業で言っていた声の出し方と

乗岡先生が教えてくれている事と違っていて矛盾が生じるんですけど?」

と言う事でした。。

まずビックリしたのが30歳を過ぎている生徒さんが小学校の合唱で先生が言った声の出し方

を覚えている事に驚きました(笑)

 

答え:「小学校の音楽専科の先生なのかもしれませんね?

もしくは音大とか音楽学科出身とか・・声楽の勉強をされていると思います。

声楽とボイストレーニングは少し違います。

おおざっぱに言うと声楽はクラシックでボイストレーンングはポップスみたいな・・

クラシックは伝統的な声の出し方が有って特にソプラノ歌手は今現在の我々の歌い方

とは全然違う気がしませんか??オペラ歌手も同じく今の歌い方とは違います。

伝統的な中世ヨーロッパの王様や貴族に見せる事で発展した声の出し方と

大衆音楽のポップス・・普通の人々が話している声や言葉で歌っていく声の出し方との

違いから先生のボイストレーニングと声楽を勉強した学校の音楽の先生との

違いが出てくるんです。」

 

と答えました。

 

私の小学校の時の音楽の先生はヒステリックな人でした・・

たぶん音楽専科の先生で音大出身の人だったんでしょう。

悪ガキな私は、その先生とはそりが合わなくって

当時流行っていたチョロQ(後ろに引っ張って走るミニカー)を

ピアノに座っている先生の足めがけて走らせて怒られた記憶が有ります。

 

特に音大できちんと声楽を学ばれた人の声の出し方と

ボイストレーニングは少し違うんだと言う事を頭に入れておく

必要が有るかと思います。