体験レッスンで声が通らないという悩みを言われる方が多いんですが

そう言う人に限って、口の動きが悪く声がこもっていて顔も無表情なんです。。

表情筋が動いていないんですね。

顔の筋肉を動かしていない無表情なのでちょっと怖いんです。

恐いと人から話しかけられないので

より声を出さない人になって声が衰退しているのではないかという見解です。

 

口を動かさないという事は、音によって口の形をあまり変化させないという事なんです。

ボイストレーニングの練習では、口を大きく動かす事を基礎練習として毎回します。

これは口を大きく動かして発声をして欲しいのではなく

口を動かす事で声が響く口の中の形のイメージをしっかり持って欲しいからやっている事なんです。

口の中の形は目で見えないので、正確な声音の形を作りにくいんです。

例えば「イ」の発音の為の口の中の形を作るのに、口を横に開いて笑顔にすると

自然と口の中も「イ」の発音の形になってきます。

 

話す時は少しは表情筋を動かして口も動かして欲しいんです。

正しい発音の為の口の中の形に正確になるので正確な発音になります。

口の中の形のイメージの為に口を大きく動かす練習をして

コレが少し口を動かすだけで正確な発音ができるようになるという仕組みです。

 

また口を動かさない事は表情筋も動かさないので無表情になります。

無表情は何を考えているか分からない人と見られるので怖がられます。

人は、分からない者に対して恐怖を抱きがちなんです。

相手に対する思いやりの心を示すためにも表情筋と口を動かした方が良いと思います。