声が小さい、声が通らないと言う悩みを持つ女性は多くいてます。
体験レッスンでお話しをお伺いすると、だいたい声が高くて優しい声をされています。
優しい女性だから声も優しいのか、声が優しいから優しい女性に見えるのか解りませんが
優しい声はフワッと広がる声で、声に芯が無いので遠くに伝わりにくい声質なんです。
優しい声の人は話している時に、何度も聞き返されるいう悩みが多いです。
特に雑踏の中とか、騒がしい場所では話している内容が伝わらないので
何度も聞き返されて、しまいには伝わったか伝わらないか判らない状態で
相手も諦めてしまうと言う残念な結果になってしまいます。
こういう人は、一生懸命に伝えようとすればするほど声がより優しくなって
声を出すのに、とても疲れてしまうんです。
原因は、息が鼻から漏れている事によるものなんです。
鼻から息が漏れると、口から出る息の量が半分になってしまいます。
声を出す行為は、口から息が出る行為なのでとても効率が悪いんです。
一生懸命声を出そうとするほどに、鼻から多く息が漏れて声にならないんです。
声質も見直さないといけません!
優しいだけではダメで、人間は優しい声とハッキリとした声の両方を使い分け出来ないといけません。
ハッキリとした声質を学ばなければなりません。
ハッキリ声はうるさい声と勘違いされているのも有るかもしれません。
腹式呼吸を使って響きのある声は通る声で耳障りなうるさい声ではありません。
鼻腔に響かせて、鼻に少しかかるハッキリ声の練習を多くします。
声の通らない女性の場合はこの
息の鼻から漏れる事と声質改善の2点がポイントになるんです。