声が小さくて、声が通らなくて、困られている方って世の中に多くいらっしゃいます。

ガヤガヤしている屋外で話している時に何度も聞き返されたり・・

居酒屋で注文をする時に自分一人だけ、店員さんに聞き返されたり・・

いざという時に声が通らないと役に立てないなんてことよくあるんだと思います。

 

いざという時とは・・東日本大震災の時の映像で避難が遅れて津波が後ろから来ているのに

道路を歩いている人に対して岡の上から

「こっちに上がって来てー!!」と叫んでいる場面があります。

これは本当にいざという時に声が通らないと、命にかかわる事になりますもんね。

極端な例かもしれませんが、声が通らないと困る場面はいくつもあります。

 

通らない声はあまりにも、声が分散していて空間に声の要素が広がりすぎています。

人の耳に入るの声の要素が少なすぎます。

声をまとめる事をイメージできないといけません。

レーザービームのように(笑)

声が通るためには声の太さ(=しっかり感とか)がポイントになります。

声の太さを出すには、低い声の要素が必要になります。

ボイストレーニングで喉を開くことで、太い声や低い声の要素を高い声に

混ぜていって、この声を1本化して飛ばすイメージで多く発声練習をします。

と言うのも声が通らないと歌が上手く歌えなかったり

結果的に上手く話す声が出なかったり

滑舌に繋がったりするので声を出すための基本的な事が

声が通る事なんですよね。

声が通る事は全ての生活の中で生かすことが

出来る大切な事になるんです。