音痴で悩んでいる人に対して、気にせずカラオケに行ってたくさん歌えば上手くなると言う意見を言う人が多くいます。

正論でもあると思うんですが自信が持てないからカラオケに行きたくないし歌わないので全く響かない意見なんです。

歌う事から逃げてきた人生はそんな簡単には変わらないんです。

 

多く歌えば上手くなるは正論なんですが、苦手だから多く歌わないんです。

自分で満足できない歌を多く歌うなんて、自分的には拷問ですよね。

歌うの嫌いだし苦手だし自分の声は嫌いと思っているのに「多く歌え」の意見は

聞いているフリをして無視される言葉となります。

 

私の教室では、ボイストレーニングをしているんです。

つまり、自分の声を鍛錬してより良い、自分らしい声をトレーニングしながら

理解していくと言うレッスンなんですね。

その過程で、自分の声ってどんな何だろうと言う事が解ってくるんです。

その上で、自分に合う歌はどんな曲だろうかと考えられる

余裕が出てくるんです・・

この時点でもまだ自分にどんな歌が似合うのかが分からないものです。

自分でも曲を考えながら、とりあえず先生から似合うであろう提案された曲を

歌いこなす事3曲くらいで初めて、自分で歌いたい曲が考えられるようになってくるものです。

この過程が上手く行けば、歌が楽しくなってきます。

自分に合った歌から、自分はどんな曲が似合うんだろうとか

曲を聞いてこんな曲歌えたら良いなと考える余裕も出てくるんですよね。

こなす内に歌の魅力が解ってきたらもう楽しくて楽しくて仕方ない

と言う人になってくるパターンを私は何度も見たことが有ります。