私のストレス発散法は車をいじる事と太鼓をたたく事なんです。

特にボイストレーナーと言う仕事に不満が有る訳では無いんですが

ストレスは知らない内に溜まってくるものと言われるので

ストレス発散法を多く持つ方が仕事が上手くいくと美人の人柄言われた経験が有るので

意識してストレス発散法を多く持つようにしています。

 

車の中でもスポーツカーとセダンが好きなので、セダンの買い替えの候補の1台として

ある高級外車のディーラーの車の試乗に行ってきました。

少し早い目にディーラーに着いたので建物の外観をジロジロ見ていると、ガラス張りの向こうに

ディーラーマンが退屈そうに座っていました。

見るからに暇を持て余していて、座っている姿勢が悪い・・

 

高級そうな自動ドアの入り口から入って、挨拶をしました。

少し驚いた感じであいさつの返事の声が小さい・・

この時点で、私のボイストレーナーとしての話し方の分析機能がフル回転して

どのようなトークを繰り広げるのだろうと興味津々です。

 

挨拶の声質や立ち姿、表情筋の使い方や話す時の動作などビンビンに感覚を研ぎ澄まして

どの様なトークをして車に関心を与えてくれるのか興味が有りました。

始めの数分で「たいした事ないな。。」と言う印象になりました。

 

お高く留まって、プライドが高そうな感じで舐められないようにしているのがバレバレに伝わってきます。

普通レベルの車の質問からマニアックな車の質問に対する反応速度が遅いし返答の内容も、ちゃんと答えられていない。

トークを広げるワードを多く散りばめて話しているのに、反応なかったです。

あと何度か何を言っているのか解らない、聞き取れない事が有りました。

話している時の語尾や話の最後の部分が小さい声になって早口になって解らないと言う現象は

無いように自信が無いのか、自分に自信が無いのでしょう。

 

質問に答えられないのは、ただの勉強不足と言う事もありますが

お客様の質問に、ちゃんと応えられるようにしておこうと思っていない

性格からくるものでしょう。

後半少しの時間コチラ側から少しおどけるような、表現をして話してみると若干楽しそうな表情を

見せるけれども、人の心を掴むほどではない表現方法の反応で残念でした。

 

声質や声量、話すテンポや表現方法を相手によって場面によって変化させて共感を得る事で

車により関心を持ってもらう方法を使ってくると思ったんですが、逆に私が気を使いました。

コミュニケーション能力の低さと知識の低さと

おもてなし精神が無かったので高級外車のディーラーマンにはガッカリしました。

これはもちろん、メーカーやディーラや営業マンによって随分と差があるんですが

高級外車のお店なのにトークのレベルが低い事に期待したほどでは無かったんです。

 

車はとても、良かったです。

将来の買い替えの候補の1台になりました。