私の教室には、歌が上手くなりたいと言う人だけがボイストレーニングのレッスンを受けている訳では無いんです。

話し方教室としてもボイストレーニングをしていて多くの生徒さんをみています。

初めに体験レッスンをして、どう状況でボイストレーニングをしたいのかを聞くんですが

ある意味、悪いパターンにハマってしまっている人が多いんです。

 

子供のころから声が小さい。

親もそんなに話が得意ではない。

声が伝わらないので、話す事が苦手。

話すのが苦手なので、あまり話さなくていい仕事に就く。

仕事で話さないので、更にほとんど1週間の内で声を出す事が無い。

急に仕事の部署が移動になって、話す事が必要になる。

ボイストレーニングが必要。

と言うパターンで似たような話をよく聞きます!

 

苦手だからと言って話さなければ、余計に声は退化していくんです・・

しかし、逆の事も言えるんです!

ボイストレーニングで大きな声を出す事をし続けていけば

声(腹式呼吸や喉の筋肉)が進化していくんです。

正確には進化と言うよりも、元々できる能力が発揮されていくと言う感覚です。

能力の発揮がポイントなんです。

 

誰しも元々、声を大きく出す能力は有るんです。

もちろんそれなりに、上手くお話ができると言う能力も

持ち合わせています。

そこに気が付かないで、避けて避けて逃げて逃げているとどんどん

退化の一途をたどって行ってるんですよね・

ボイストレーニングで声が出るようになってきたら

出なかった頃の自分をとっとと忘れてしまうと言うのも

現実です(笑)

なので私の仕事の良さを気付いてもらえないと言う事もしばしば

有るんですが、上手く生きていけているならそれでも良いとします♪