正月には、必ずと言っていいほどバーゲンに行きます。

だいたいレッスンの時に着る暖かい服を買う事が多いんです・・

基本生徒さんはボイストレーニング教室に歩いてくるので、体が熱くなっています。

そこに暖房が効きすぎていると、「熱い熱い」と言われるので教室の温度はそんなに暖かくしないようにしています。

そして私は寒がりです!

結果的に私は暖かい恰好をしておかないと自分が寒くてたまりません!

なので暖かい服を正月のバーゲンで買う事が恒例になってしまっているんです。

しかし、今年は何も買わなかったんです・・

欲しいものが無かったんですが、洋服のお店を見て廻っていると必ず店員さんに声を掛けられます。

服を見ていると、満面の笑顔で「ご案内だけでも〇×△■・・・」と言っていました。

何を言ってるのか聞こえなかったんです。

「あ・・はい。。」と言って逃げました(笑)

何を言いたかったのか解りませんが、バーゲン中で他の店でも大きな声で呼び込みをしているザワついている中

声が通りにくい環境で、正確にお客さんに声を掛けるのって難しいですよね。

 

周りの音にかき消されないようにするには、周りの音の高さと違う音で声を発すると言う事が必要です。

低い音で音楽が鳴っているなら、通る高い目の声。

高い音でザワついているなら、通る低い目の声もしくはもっと高い声とか・・

そして正確に目の前のお客さんに届いて、聞きやすい声質で話しかけなければなりません。

 

そして自然でいて、しつこくない程度に話しかけてお客さんが望む様子を見極めて

専門的な知識を手短にプレゼンする・・

そんな店員さんが良いな。。と思いながら店を巡っていると

欲しい服が見つけられなかったし

正月でもボイストレーナーとしての性質が出てしまったと言う話。