話し方レッスンを受けられる方で話すのが苦手だと言う方の中で
音痴でもあると言う方は多いんです。
声を使う事が苦手だっから当たり前と言えば当たり前なんですが・・
その中でも、音程を取るのが苦手と言う人は歌なんて嫌いだし音程なんて
関係ない!と思われる方もいます。
しかし、音の高い低いは話すときにもとても重要な要素なんです。
例えば、「返事」です。
恐い上司が部下を叱ろうとしている時に
「〇〇くん!」と名前を呼んだ時の返事が低い声の
「ハイ↓」
だとしたら上司は更に腹が立つ事になります。
「〇〇くん!」と呼び掛けて
「ハイッ!!」と高い目に答えた時に感じは良いです。
そして、上司の呼び掛ける声よりも少し高い目の音程を狙って返事をすると
怒りたい気持ちから「・・むむ・・解ってるのだな。。」みたいに
少し納まる感じを与えられると思うんです。
小さく低い声だと、余計に腹が立つと言うのが常です。
と言う事は、上司の音程を解らないといけないし、自分の声の高さの設定も
理解して出さなければ上手く世の中を渡っていけないと言う事になります(笑)
極端ですが・・
音程や音の大きさなどの音感は、話が苦手だからと言って関係ないと言う訳では無いんです。
世の中上手く渡っていくには、利用できる技術は利用するんです。