ボイストレーニング乗岡教室は大阪梅田近くの中崎町でカラオケ教室もしています。

カラオケのレッスンをする時に、初心者の方によくある事が

「どのタイミングで歌いだしたら良いかが解らない。」と言う事なんです。

 

私の教室では歌の練習をする時には、楽譜を使って練習します。

楽譜は読めなくっても良いんですが、慣れればこんなに簡単なものは無いんです。

世界中の人がこの楽譜を使って、音楽をしているんですから。。

 

その楽譜にイントロ(前奏)や間奏などが書かれています。

そしてほとんどの曲が4拍子なんですよね。

 

この4拍子の4つと言う数字が、1番複雑に変化できる数字の中で分かりやすい

数字だから4拍子が多いと思うんです。

 

レジでもらう小銭の中で40円は、パッと見て10円玉4枚と分かる数字だと思ます。

10円玉5枚の50円はちょっと分かりにくくパッと見て数え間違える可能性が有るので

50円玉が有ります。

 

話しが脱線しましたが、ほとんどの曲が4拍子で、イントロは8小節だったり間奏は16小節もしくは

32小節だったりが多いんです。

4の倍数でできているんですね。

その4拍と小節数を数えることでいとも簡単にイントロのどこから歌い始めるかが

理解できるんです。

 

慣れてくれば、4の倍数と言ってもパターンはそんなに多くないので楽譜見なくても

なんとなく歌い始めるところも解ってくるし、歌のアクセントをつける場所や

盛り上がるところも解ってくると言う事なんです。

そのうち数えるなんてことしなくても理解できるようになるでしょう。

(ややこしい曲の時は数えますが。。)

 

しかし・・「4拍をちゃんと数え小節数を数えられるか分からない」と不安になります。

 

これは、慣れなんです。

「40円が数えられるか分からない」と言う大人はいないと思うんです(笑)

子供の時は、パッと見て分からないでしょうが、大人ならパッと見て分かる事でしょう。

慣れれば音楽だって同じなんです。

 

パッと聞いて、歌のことが分かるようになるんです。

しかし慣れるまでは、「1234 2234 3234 4234」みたいな感じで

数えるとすぐに理解できてきます。

あとは何回も練習すれば数えなくとも分かるようになります。

 

音楽なんて理解されやすくするために超簡単で単純にできているものですから。