ボイストレーニング乗岡教室は大阪梅田近くの中崎町でカラオケレッスンもしています。
声がガラガラするから直したいと言ってボイストレーニングに来られている生徒さんが
タバコを多く吸っていると言うパターンはよく有るんです・・
そして、経験上タバコを止めてくださいと言ったところで
絶対に止めないと言う事もよく理解して分かっています!(笑)
タバコを止めるくらいなら、声が少々出なくたって良いと言う考えなんです。
タバコを止めるくらいならボイストレーニング辞める・・・となると
私にはどうする事もできませんからね・・
では何故タバコで声がガラガラするのか・・
タバコが原因で呼吸器に慢性の炎症反応が起きている状態になります。
すごい事に、ニコチンで少し麻痺している為にあまり喉の痛みが感じない様になります。
なので喉に炎症が有ったとしても、気付かないでそのまま喉を使ってしまう・・
そうすると、もっとひどくガラガラ声になっていきます。
声帯の周りに炎症が有って腫れている状態だったとしたら
声帯がちゃんと機能しませんからね!
更に、私の経験からニコチン作用なのか喉のちょっとした感覚が鈍感になります。
ニコチンは自律神経系を興奮させた後に麻痺がおこるので多く取る人ほど
喉の感覚や喉を開く動作や喉の開くなどの形をきっちり作れないと言う傾向に有ります。
なので、なかなかボイストレーニングを必死にやっても上達が遅いと言う結果になります。
これは、経験から来るので確実です。。。
では、どうすればいいのか・・どうする事も出来ないんですが・・
初めにタバコをやめない事を前提として、腹式呼吸でもっと深くタバコの
煙を吸い込んでくださいと伝えます。
そして、煙を吐くときにしっかり遠くへ煙を飛ばすようにしましょうと教えます。
少なくとも腹式呼吸の練習になって自分の吐く息がタバコの煙として目に見えるのは
声のイメージをつかんでをコントロールするのに有利になるのではないか・・
と言う予測(笑)
そして、お酒と同じで量を自分で把握して欲しんです。
お酒を飲み過ぎて気持ち悪くなり吐いてしまうほど飲んでしまうなんて事
学生時代にはよくある事かも知れませんが、大人になったら飲み方を理解して
自分でセーブできるようになります。
周りに迷惑かけるのも嫌ですからね・・
同じように、炎症が怒らない程度のタバコの量を自分で理解して欲しいんです。
声がガラ付かない程度の量はお酒と同じで人によって違うと思うんです!
タバコと上手く付き合って、声を正しく使えるようになって
カラオケを楽しんで頂けるようになって欲しいです。