カラオケで歌をうたうときに、声を長く伸ばしてフレーズが終わるなんて事はよくあります。

その時に声が不安定になったりグラグラしたり、途切れてしまったり、音程が下がったりする場合があります。

これは吐く息が不安定になる事で声も不安定になると言うのが原因です。

 

腹式呼吸の練習がそんなに重要ではないと考える人も多いかと思うんです。

しかし、呼吸法は動作の基本で幅広い年齢層の生徒さんがいる私のボイストレーニング教室では

年齢を重ねた人は、全体的に筋力の衰えから呼吸が不安定だったりすると声が上手く出ないと言う事が有ります。

これは若い人でも、呼吸が浅い人は腹式呼吸も苦手で声が不安定になりやすいんです。

 

たかが腹式呼吸で吐く息が一定に長くすると言うだけの練習でも重要で吐く息の音が一定になる

為には吐く息を一定にすると言うのはもちろん、口の形や喉の形も一定にしなくて話しません。

 

これを歌っている、フレーズの最後の長く伸ばす声の時に意識できるくらい練習を重ねておくと

声が不安定になる事が無くなるんです。

呼吸の安定は、吐く息が出ていく時の空気の音が安定する事と口や喉の形が安定した形で

キープされる事によるものなので、これをこのまま声の安定につなげていく事ができると言う訳です。

 

やはり基礎的な練習が、応用力を作るんですよね!