滑舌が悪い事が悩みと言って私の教室に来てくれている人は多くいます。

よく有るパターンとして、滑舌を良くするために舌を一生懸命動かそうとし過ぎて

力が入ってしまい、逆に舌の動きが鈍くなってしまっている事があります。

力を抜く事が一番大切で滑舌の為の舌の形を覚える事が先決です。

そして、腹式呼吸をうまく利用することが大切なんです。

子音の発音の時の吐く息の力を小さく

母音の発音の時の吐く息の力を大きく

腹式呼吸で変化させる事でキレイな発音が作られます。

最悪の場合が舌に力が入って、息が通る穴を舌が塞いでしまい

そこに吐く息に力が強く当たる事で

子音の時の発音が詰まったような音になり、コントロール不能に陥り

滑舌が悪いと言う事になるんです。

舌は発音の形を作るだけで、なるだけ動かしたくないと言うのが私の持論です。

子音から母音に上手く変化させる発音で滑舌を正しくさせるのは

腹式呼吸がとても有効的に働いてくれる事なんです。

難しい話になりましたが

舌を多く動かしても、滑舌は良くならないと言う事です！