我がボイストレーニング乗岡教室の生徒さんの中には、面接をする会社を経営されている社長さんや会社の人事部の方がいます。
一方、就職の為に面接を受ける予定の大学生や、転職の為面接を受けられる予定の生徒さんもいます。
面接をする側と面接を受ける側・・両者の意見が私は聞ける状態なので面接時の話し方について
考察するにはもってこいの環境なんですね!
面接を受ける側。
つまり就活中の大学生や転職希望の社会人の方が良く言う「ハキハキした話し方になりたい。」とはどのような意味なんでしょう。
それを、考えるには面接をする側つまり社長さんや面接官をする人事の方のお話を参考にすると良いと思います。
面接をする側の方がよく言う意見が「ウチの会社で働いていける人物かを知りたい。」と言う事なんです。
結局、自分らしさを表現できなければ面接をする側は「判らない。」と言う事になり合格にはしないんです。
もちろん「ウチの会社には合わない」と判断されればそれこそ縁がなかったと言う事になるのでここでは考えません。
面接する側の考えを聞くと、「ハキハキした話し方ができるようになりたい。」の一点張りなんです。
私は常日頃から 声は人となりを表す と思っているんですが
声がハッキリしなくてもやってこれる人生を歩んできたから、現状ハキハキしない話し方で
これをハキハキした話し方に変えたいとボイストレーニングを始められる方は素晴らしいと思っています。
今の話し方の自分では、無理なのではないかと気付かれたと言う事ですからね!
全面的に応援しながらボイストレーニングして行くんですがボイトレで正しくトレーニングして行けば
声が通るようになったり、声質が良くなったりする事で自分を表現できるツール(道具)を手に入れることが出来ます。
だけどこれだけでは面接には合格しません。。
正しい声を使って、自分の良い部分を表現できなければなりません。
自分の良い部分を、正しい自分らしい声を使って表現出来ることが
「ハキハキした話し方」で面接する側が求めるものなんです。
自分の人格が声で表現される事が最終目標で、最も重要なファクターなんですよね♪
声が良いだけ=歌が上手いとはならないんです。
歌が上手いひとは声の使い方もうまいのは当たり前で他にも多くの要因があります。
ハキハキした話し方で面接に合格するには
ハキハキした声で自分の良い部分を表現できる技術が必要になってくるんですね。
難しい事ですが、雇う側としてはごくごく当たり前の事だと思います。