大阪梅田近く中崎町にあるボイストレーニング乗岡教室は話し方教室もしています。

最近ではコロナの影響もあり滑舌のみオンラインレッスンもしています。

話し方レッスンでの滑舌練習のなかで言いにくい言葉がたくさんあり。

生徒さんによって随分違うんですがある法則も有るので日記にしておきます。

今回の言いにくかった言葉は「摘出手術」です。

摘出手術（てきしゅつしゅじゅつ）は滑舌が苦手な方だけでは無く

誰しもが言いにくい言葉だと思うんです。

ついつい・・「てきしゅちゅ　ちゅぢゅちゅ」になってしまいます。。

これは、赤ちゃん言葉みたいになってしまって恥ずかしいですよね（笑）

先ずは、「手術」が「ちゅぢゅちゅ」になってしまう原因は

下に力が入って、1回間違えた舌の形を変化することが出来ずに

同じ形の「ちゅ」の舌の形のまま全てこなそうとしてしまっているからです・・

1音1音別の舌の形をしなくてはならないのに、力が入って間違った舌の形を固定してしまっています。

これでは、同じような発音全て同じ舌の形でこなしてしまってダメです。

先ず　「摘出」と「手術」を分けます。

そして「摘出」の「つ」を絶対に言うんです！

舌先を上の歯辺りに着けて。

次に「手術」の「じゅ」が一番重要であることを認識します。

舌を強く上アゴに着けて、滑らしながら「じ い ゆ」くらいのつもりで

言うと言いやすいんです。

ラストの「つ」も舌先を上の歯辺りに着けてコンパクトに言います。

これで、ゆっくりから練習すれば誰でも正確に言えるようになります。

それよりも、摘出手術なんて言うことが無い人生をおくれるように

健康に気を付けて頑張る事のほうが先決だと思いますが・・・

よろしくお願いします。