声が上手く通らなくて、大きな声が出ないと言って私のボイストレーニング教室を訪れる人は多くいてるんです。

特にIT関係とか、デザインや事務の仕事の人は話す事自体が少ないと聞くので声を普段から出していないと言う事になるんです。

もっと原始の時代、人間本来の生き方では声を多く出していたと思うんです。

 

例えば原始の時代にマンモスを捕まえる時、チームで行動すると言われているんですが連携を取るのに

コミュニケーション能力が必要で、大きな声を多く使っていたと思います。

そうじゃないと、上手くいかないと想像できます。

また稲作をする、縄文から弥生の頃にはつらい農作業をするのにみんなを励ます掛け声や

歌みたいなものを歌いながらつらい作業を続けていたと聞いたことが有ります。

今でも野球やサッカーなどのスポーツでは、声を大きく出して練習したりしますね。

 

学生時代スポーツをしていて声を大きく出せたひとでも社会人になってほとんど話さない

仕事に就いた場合声が退化してくるものなんです。

 

ボイストレーニングのレッスンをしている時によく聞く生徒さんの言葉で

「声を出すって気持ちいいですね♪」と言われます。

本来人間は、もっと声を出す生き物で現代人は声を出さなさすぎるんだと思います。

 

ボイストレーニングをして、一人カラオケに行く・・これは案外良い事なのかもしれません。

より人間らしく生きる事に繋がって、ストレス発散になります。

 

そうする事によって、より人間本来の人間らしい状態になり

原始人に戻って行って、毛が濃くなってきたと言うクレームは受け付けませんが。