ボイストレーニング乗岡教室は大阪梅田近く中崎町で個人レッスンのボイトレをしています。
花粉症の春の季節・・特に私はヒノキの花粉症らしく毎年気を付けて早い目に病院に行ってました。
しかし・・「今年は症状が楽な方だな。」と思っていた矢先。。
声が急に出なくなりました。
たまたま今日は教室がお休みだったので、いつも言っている耳鼻咽喉科へ行きました。
いつも行く耳鼻咽喉科の先生はいつもいつも忙しそうで、時にこの時期はとても多くの患者さんを見ています。
そして毎回「乗岡さんて、何か声を使う仕事してましたよね~?」と聞かれます。
私は「ハイ。先生。その質問・・毎年されるんですがボイストレーナーの仕事をしています。」と答えます。
すると周りの看護師さんやスタッフの方からドッと笑いがおきます(笑)
今日も同じ質問をされたんですが私の声が、ガラガラでほとんど声が出ていない
「ボイストレーナーをしています。」の声に周りからドッと笑いが起きました(苦笑)
声が出なくなる理由は、声帯が腫れているからです・・この時期花粉症の症状が出るんですが
PM2.5と黄砂も多くなる季節なんだそうです。
PM2.5はスギ花粉の1/12の小ささで化学物質です。
黄砂はPM2.5も含む偏西風に乗ってくる小さな砂粒です。
両方ともとても小さくて気管や肺にまで入り込んで粘膜を傷つけます。
そして免疫細胞の反応が強くなり・・
そこに花粉症の症状がさらに悪化して喉の粘膜も炎症を起こして
声帯にまで炎症が広がり声が出なくなる・・言う仕組みです。
勉強しました。
画像は赤色のが粘膜でPM2.5と黄砂が粘膜を傷つけている絵です。
声を使う仕事なのでなるだけ早く直す為に先生がステロイド系の点滴を処方してくれました。
「今日はもう沈黙しててくださいねに声を出してはいけませんからね。」と言われました・・
別室で点滴すること30分かかりました・・・
帰るころには、もう病院が昼休みの時間になってしまっていました。
忙しかった先生が独り語で「あ~頑張って働いたぞぉ~!」と言いながら
私の点滴している所にきてボイストレーニングの話しや声や喉についての
話をしていただきました。
ただ先生が「今日は声を出してはいけない」と言われてたのに、話に来られ
返事の「ハイ」や「そうなんですね。」や「なるほど。」や「ありがとうございました。」を
何度も声に出して言う事になりました(笑)
少し休んで薬を飲めば治ります。
いつもの事なので・・