話し方教室もしてるボイストレーニング乗岡教室は大阪梅田近く中崎町にあります。
話し方のレッスンの中で表現力を付ける為に初期の段階で絵本の朗読をする事が有ります。
生徒さんの中には、よく棒読みになってしまう人がいます。
この棒読みとは、聞いた感じでは感情が表れていないのでそう聞こえます。
しかし本人は感情を入れていないつもりはないと言います・・
まぁ・・表現できていなければ感情が無いと思われても仕方ありませんよね!
この棒読みの人は、感情が無いのではなく言おうとする内容の情報から
情景や感情を読み取って、イメージする力が先ずは少ないんだと思います。
イメージ力と言うより妄想力と言っても良いかもしれません。
絵本の朗読ならば、風景の絵や登場人物の絵からどんな状況で
どんな表情をしているから、こんなキャラクターだ!
と勝手にどんどん妄想して行って、行動に移してみると言う事が出来ていないんです。
その後に付いてくるのが、どう表現すれば聞いた人がどう思うか?と言う事を
イメージできていないんだと思います。
これは表現力が無いと言うよりは、厳しい言い方をすると人の事を考えていない。
と言う事になります。
聞き取りにくいんじゃないか?とか
イメージが伝わるだろうか?とか
状況設定が理解できるだろうか?とか
この言葉の意味を知っているだろうか?とか
相手に対する思いやりの心を持って声を発すると言う事を
思いつき行動に移す鍛錬をして来ている人ならば
棒読みになんてならないのです。
聞いてくれる人に対して丁寧に伝えていくと言うことを願うのであれば
「棒読み」を無くすべく
イメージ力を鍛え、表現力を豊かにする為の行動を
どんどん取っていかなくては行けません!!
その中には必ず、人に対する思いやりの精神が伴うように
心掛けましょう。