カラオケのレッスンをしていて、棒歌いになる人ってけっこういてるんです。

棒歌いとはどういうことかと言うと、感情なく平坦に歌ってしまう事です。

ここでポイントとなるのが、アクセントなんです。

アクセントとは声を強くするところを決めて歌の中で行う行為です。

 

感情を豊かに歌うにせよ、その感情表現の方法や引き出しが無くては

まともな歌にならないんですよね。

感情だけで歌うとただの演技になってしまう。

では歌の中で感情を表現するのに最も先に取り組むべきは声が大きくなったり

小さくなったりする事です。

ここで大きくする時に、どのタイミングで大きくするのか?

どのタイミングアクセントをつけるのかも同じことなんですが

1番の要因はリズムです。

 

リズムの強弱とメロディーを重ね合わせて、強弱を付けて行きます。

歌詞の言葉の内容で強弱も有るんですが、縁起ではなく最も音楽的に考えると

リズムと言う事になってくるんです。

 

だから歌の練習をする時にリズムの練習も同時にしなくてはならないんですね。

音楽に合わせて、足のかかとを動かす事とかは本当に基本的な事なんですが

意外と棒歌いの人は、全く体のどの部分も動かさないんです。

 

一度かかとを動かしながら、歌を聞いて小さい声で歌ってみましょう。

単純で面白くもない動作の練習ですが、アクセントを理解するうえで

とても重要な事なんですよね♬