ボイストレーニング乗岡教室の全ての生徒さんはレッスンの度に腹式呼吸の練習をしてもらっています。
しっかりお腹で呼吸を、コントロールする事を意識してボイストレーニングのレッスンに取り組んで欲しいからです。
話していたりする時にも起こりえるんですが、歌を歌ってる時に
特に良く起こる現象が裏声になってしまう事です。
「裏声に逃げてしまう。」と言う現象。。
呼吸が上手くいっていなくて、声を出す為のパワーが伝達されて
いないのでこのようになります。
1回この裏声に逃げる現象のまま声を出してしまうと、
この声の出し方をする、声が出ていくルートを作ってしまい
何度も何度も、自分の真意とは裏腹に同じ裏声に逃げてしまう発声
を繰り返ししてしまいます。
そして、癖になってしまう・・・
声が、細くて小さい人は特にこの現象に陥っている事が解らないまま
何度も何度も間違ったルートで声を出して癖なのか、これが本来の自分の声
なのか解らなくなってくるはずです。
特に女性に多いですね。
基本、腹式呼吸で前に空気が飛んでいかなければ
地声が上手く出ていきません!
そして、この腹式呼吸と地声のボイストレーニングを基本から
作りなおして行かなければ、癖はなかなか治らないんですよね・・
ポイントは低い声の声の出し方を真似して
低い声の延長上に高い声が有ると言う事を繰り返し練習する事なんです。
しかしこれだけでは、しっかりとした高い声が作れない場合も有ります。
基礎から積み上げていけば誰だってクリアーできる事例なので
焦らず正しく練習を積み上げていくだけです。
関連記事をまとめてみました。是非ご参照ください。
昭和の中頃の女性は電話を取る時によく裏声で「ハイもしもし。。」と言う事が有ります。 裏声で薄い綺麗な声は透明感のある女性像とかどんなことでも言う事を聞く良い子とか あなた色に染まります的な風潮だったんでしょうか。 綺麗な高...
声が優しくて細い人ほど歌っている時に、ついつい裏声になってしまうんです。 そのウラ声のまま、歌をうたってしまうと音量が無くって小さい歌になってしまいます。 この状態で大きい声にすると、声がひっくり返ったようになるかかすれてくるん...
歌を歌っていく中で一番難しいのが「力を抜く」と言う事です。 究極の技術なんだと思うんです。 どんなジャンルのスポーツでも力を抜きながら 最大のパワーを引き出すと言う事が究極の技術なんだと思うんです。 力を全体...

