生徒さんの資格試験の練習で声を出して実践するレッスンをしました。
大きな声が必要なんですが、力が入り過ぎて全然声が出ていないと言う事がありました。
力づくでは上手く声は出ていかないんです。
声だけを大きくしたいと思った時に人は喉に力を入れて、声を大きくしようとするんです。
コレだと喉が固くなって、声そのものが固い声になるんですね。
固い声は響きが悪くてまったく通る声にはならないんです。
その場所にだけうるさく聞こえて、遠くに通って行かない声なんです。
体全体に力が入ると、舌や口にも力が入るので滑舌も悪くなります!
これは喉が狭くなって、響く容積が足りないのと腹式呼吸を使って
遠くへ飛ばすイメージが持てていない事が原因です。
力を抜いて、最大のパワーを発揮することが一番難しい事なんですが
体全体の力を抜いて、特に喉の力を抜いて腹式呼吸で深く息を吸って
声を出して取り組みます。
初めはだいたい70%くらいの力で多く練習すると最終的に上手くできるようになってきます。
本番では80%くらいの力で取り組むとだいたい上手く行きます。
上手くいくイメージだけ持って資格試験に挑戦します。
生徒さんの力になれるように頑張ります。