滑舌が悪いと言われたことでずっと悩んで来ている若い人達って意外と多くいてるんです。

中学生や高校生、もっと前からかもしれませんが滑舌が悪いと冗談半分に言われてて

何度も何度もそう言われるから滑舌が悪いんだと自分でも気にしてて

悩みだして、その内自分の声に自信が無くなり、いかにも自分自身の中身までも

自信が無い人になってくる・・・

これはとても悪い循環の状態です。

 

私の経験上、この声で悩んでいる人の中で本当に滑舌が悪い人は半分以下で

ほとんどがそんなには滑舌が悪い訳では無く、声そのものが小さくこもっていて

聞き取りにくいので「滑舌が悪い」と言われ続けている人たちです。

 

これは、舌の動きや舌が短かったり長かったりの形や口の動かし方から来る

本当の滑舌の悪い感じではなくただただ、声質や声の大きさが原因で

「滑舌が悪い」と言われているだけなんです。

昔、関西のローカル番組「4時ですよ~だ」でダウンタウンの松ちゃんが

ボソボソ話して笑いを取っている時に浜ちゃんがツッコミとして

「お前、滑舌悪いなぁ~!!!」と言っていた時ぐらいから

浸透しているのではないだろうか??と思うんですが・・どうかな?

 

声質や声の大きさは、物理的な現象でトレーニングすれば必ず正すことが出来る

私からすれば簡単な事なんです・・

しかし、「滑舌が悪い」と思い込んでいる若者は自分独りで悩みに悩んで

自信がない人おちいってしまうケースがよく有るんです。

実際には、自信が持てないほど変な若者では無いのに・・・

 

声が良い方に変化することによって人生が大きく変化していく人を

私は何度も見た経験があります。

声が通って、自信が有るように聞こえる人の印象は

声がこもって、自信がないように聞こえる人より

全然良いものになります。

人と話さない仕事に付くから、将来と声は関係ないと思っていても

できる大人になればなるほど、仕事で人と関わって話す機会が増えたり

後輩に指示しなければならなかったり・・

チームで動くリーダーになって仕事指示しなければならない人を

ボイストレーニングで見たこともあります。

結局、声って生きる上で貴重なアイテムなんですよね。

 

それほど、声が人に与える影響って大きいんだなと思わされる毎日です。