カラオケの練習で、高いキーで歌わなければならない時にキーを下げて練習する事は

とても有効的な練習方法なんです。

しかし、キーを下げる事を嫌う人がいます。

アーティストと同じキーで歌えるようになりたいと言う願望が有るからですね!

私が提案しているのは全く違うレベルの話で練習のためにキーを下げるんです。

 

歌えそうな高さにきーを下げて、歌うための筋力を付けて行くんです。

もちろんタイミングや力の発揮の仕方もキーを下げる事で楽に自分で把握することが出来ます。

その把握した、力の出し方を繰り返して完璧に自分の物にした後にキーを上げていきます。

少しずつキーを上げていく事で、体を元の高さのキーに慣らしていくんです。

 

初めから元の高いキーで練習すると、無駄な力の使い方をしてしまって

良い感じになるまで時間が無駄にかかります。

 

注意点として、あんまり下げても練習になりません。

カラオケで言うとー3くらいまでが妥当です。

戻すのに苦労するし、下げ過ぎる全然違う筋肉の使い方になってしまうので

あまり意味が無いんです。

 

あとウラ声を使っている曲は、ウラ声が出る範囲で下げます。

あんまり下げ過ぎると低すぎてウラ声で出せないいう事になります。

 

急がば回れ作戦です。

卵からかえったシャケの子供は海に出る前に、河の下降で少し時間をかけて

海水に慣らすんだそうです。

河の下降は海水と淡水入り混じりますからね。

時間をかけて慣れてからキーを上げると良いです。