どうしても音程がとれなくて、上手く歌う事ができないなんて経験誰だってあると思うんです。
音痴の人でなくっても、音程がズレてしまって失敗することは有ります。
この事と、文字を書く事ってすごく似ていると思うんです。
小学校1年生でひらがなの練習をする時「あ」と薄く印刷してあるところに
鉛筆でなぞって書いていく事をして正確な「あ」が書けるようになりました。
イメージを前以って持つと言う事がとても大切なんです。
音程をとる時に、メロディーを線でイメージしてとらえると正確に発声しやすくなります。
実は、楽譜を見ながら歌うのもこのような狙いがあります。
プロの音楽家は、楽譜の音符の流れを曲線が描かれたキレイな線のようにとらえて
楽譜の音符に流れを見ただけでどのような、メロディーかが解ります。
イメージを頭の中で描いて、口から出してみると言う事を繰り返すと
音程の曲線が見えてくるように、正確に音程がとれるようになります。
逆に、全くイメージもせずにただただ当てずっぽに「言う」だけでは
いつまでたっても、キレイな正しい音程のメロディーは出てきません。
感覚だけではなく、頭を使えと言う事なんです。