ボイストレーニング乗岡教室には大学生も通っています。
大学のサークルでアカペラサークルに入っている、男の子が
学校のコンサートに出る為のオーディションで歌うと言う事で
レッスンしました、この曲。
杏里さんの「オリビアを聴きながら」と言う曲です。
1978年11月リリース。
シンガーソングライターの尾崎亜美が作詞・作曲。
多くの人にカバーされた日本のスターンダード曲と言っても過言ではないと思います。
80年代の曲ですが、大学生にとっては知らない曲なはず・・
懐メロで、この時代の曲を歌うのがアカペラでは流行っているらしいです。。。
アカペラでyoutube調べてみると、出てくるわ出てくるわ・・
さて、懐かしいこの曲。
杏里さんの、良くも悪くも普通っぽい声が多くの方に
聞き入れられて流行ったんだと思います。
とにかく、悲しい曲でもないし超歌い上げる曲でもない・・
ついつい、そうなりがちですがやはりサラっと歌うのが一番合うと思います。
入りを、小さく透明感をもって作る事によって、Bメロからサビへ
盛り上げる事ができると思います。
初めから歌い上げると濃くなりますからね。
抑えるところをしっかり作って、サビの後ろの方を盛り上げたいです。
やたらめったら原型が無くなるくらい、フェイク(メロディーを変えて)して
歌うパターンが多いみたいなんですが、オリジナルの良さがどうして
大ヒットにつながったかを知りつつ考えて、オリジナルの良さを守りつつ
歌を作って欲しいものです。