長く先生業をしていると、サッと上達が感じられる人となかなか上達しない人との違いが

直ぐに解るようになってくる。。

上達しない一番の理由は、「人の話を聞かない」と言う事なんです。

本当に聞いていないと言う事ではなくて、途中までなんとなくは聞いて理解した風になってしまって

その先は、聞いているが自分で勝手の良い方へ解釈してしていく事をするんです!

こればっかりは、私の努力で何ともならない部分が有ります。。

勝手な思考能力と言うか、私が気が付かないところで自分勝手な解釈がへと進み始めるんです。

直ぐに、やり勝手良い方に思考が流れていく・・

例えば、カラオケのレッスン中にどういう風に歌っているかアーティストの音源から聞いてみようと言って

大音量で音楽を鳴らしている時に、よく聞かずに自分勝手に小声で歌っている・・

自分は歌っているので、細かいところまでちゃんとは聞いていないんです。

これではアーティストがどう歌っているかの研究や勉強にはならないんです×

 

楽譜は、最も音楽を理解するのに簡単なツールで、慣れれば表や説明の図解くらい解りやすいものと教えています。

楽譜の見方も含めて勉強すると初めから伝えているのに勝手に、私にバレないように歌詞カードをコピーしてきて歌っている・・

これは私の趣旨とはずいぶん違うところにいるので、説明や解説するときに理解のレベルが低くなる・・

 

自分で勝手の良い方へ思考が流れて行動してしまう人は、「教わる」「習う」と言う事から順番に教えなくてはならないんです。

そしてそれは本人には大した事ではないように思っているんでしょうが私の経験上

素直に聞き入れる人の場合の2~3倍は上達が遅いと感じます。

 

思考や意識から変えてもらえるよう持って行かないといけないのは時間がかかる事になるんですよね。

だから上達が遅いと言う事になって、本人自身が不満に思うと言う悪循環。。

これでは、人から学ぶと言う事自体が上手くできていない人と言う事になる。

 

学ぶと言う心構えを今一度考えて欲しいものです。