ボイストレーニング乗岡教室は大阪梅田近くの中崎町でカラオケ教室もしています。

カラオケのレッスンで、ある程度歌えるようになってきたら早い段階で

ビブラートをするように教えてします。

ビブラートとは、音を揺らすことです。

 

逆にビブラートをつけないと、まっすぐに声を出すことだけで歌うんです・・

これは、結構喉が疲れます・・

 

揺らすことで、揺れの1つ1つに対してお腹を使うんです。

お腹で強かったり弱かったりで先ずは揺らすことになるので、お腹使う率が多くなるので

真っ直ぐ伸ばしている声よりもしんどくないんです。

強かったりよわかったりの「弱かったり」が力を緩ませる事にもなりますし

ビブラートは、喉の負担も少なくできます。

 

そして、リズムに合わせて揺らす数を考えるので、リズムへの理解が必要です。

その、リズムの組み合わせと強い弱いで声を立体的に聞かせる(比喩的表現ですが)ことが

できるんです。

真っ直ぐの声のみだと、起伏がないように聞こえますからね・・

 

この組み合わせが、歌い手のセンスによって作られるんです。

基本的には、初心者ではアーティストが使っているビブラートを参考に作りたいですが

歌えるようになれば、歌い手の自由です。

 

この自由というのは、リズムも含めて音楽の世界観の中で任意の範囲で自由という意味です。

なので簡単なのではなくて、逆にセンスが問われるものとなります。

 

音を揺らすビブラートは、歌を楽にすると同時に歌い手のセンスを問われる技術なんですよね♬