声質は生まれ持った天性のものだから変えようがない・・

と言うネガティブな意見をお持ちの方がいますが、ある意味正解なんです。

首の太さや声帯の大きさ、鼻の高さや頭の大きさ、体の大きさで声はもう決まってくるんです。

しかし、ほとんどの人が声を出すための機能・性能を全て良い状態で100%使えているかと言うと

そうではありません。

ここに、ヒントがあると思うんです。諦める必要は無いんです。

 

声質ってなんとなく勝手に自分が選んだ声を選んで作られているのもなんです。

本当の自分の良い声を知らないと思うんです。

つまり声に不満があるなら、その声は自分が勝手に選んだ声で

そのまま習慣で繰り返し利用されて作り出された自分で作った声なんです。

 

喉から頭・体全体に上手く響きわたった声は、楽器を上手く鳴らす事ができる状態に似ています。

自分の体の性能をフルに活かした声から、どういう風な人に見られたいか?

とかどうすれば、聞き取りやすい声になるだろうか?とか考えながら鍛錬していくと

自分の理想に近い声質・話し方になって行きます。

 

憧れの誰かの声そっくりになると言う意味では無く

自分の持てる良い声に、加えて自分の理想とする声質を選んで行き

鍛錬していくと言う事なんです。

 

自分の体から持てる良い声はす既に決まっています。

しかし、それを利用して自分でどんな声質にしていくかは

自分の選択で変えていく事ができるんです。